ヨガ山2023▲苗場山
ヨガ山史上初めての「山小屋泊」、苗場山に行ってきました。
苗場山の特徴は何といっても台形の山容と、山頂台地の湿原✨✨
天空の湿原で、ヨガと山とを楽しんできました。
祓川登山口から山頂へ
苗場山には何本か登山口がありますが、今回は新潟県の『祓川登山口』からスタート。
案内図で今日のルートを確認します。
登山リフトを利用して、標高約1700m付近から登り始めます。
前日の雨の影響で、足元はまだ濡れていました。
しかも・・・日帰りの時より荷物が重いので、バランスがとりにくい。
こんな時はストックを使うのもおススメです。
途中のベンチで一休み。
重い荷物と、スリップへの緊張があり、いつもより身体が固まりがちでしょうか?
脚だけでなく、上半身もほぐします。
座っての休憩は、心拍数が下がり、身体も冷えるので、あまり頻繁にとると逆にバテに繋がります。
リュックを背負ったままの休憩で、おすすめのポーズはこちら。
このしょんぼりポーズ、足首をしっかり曲げることができます。
落ち込んでいる訳ではありませんよ~
それから腰を丸めるようにするのもポイント。
重い荷物から、腰を少し解放、リラックス。
女性は反り腰になりやすい方が多いので、その点からも有効です。
さあ、山頂が見えてきました・・・
あの急登を登っていきます!
標高差300mを一気に登り上げると、空が近い・・・!
山頂台地に到着です。
がんばりました✨✨
今日のゴール、山小屋はもうすぐ!
その前に、朝から頑張って歩き続けた身体に、ねじりを入れます。
山の空気が、しっかり肺に入りますよ~
お昼ご飯を食べたら、お泊りの荷物は山小屋に置いて、散策に出かけます。
この池塘が広がる風景、田んぼにそっくりです。
古くから稲作の神様として親しまれてきた山です。
そして山頂でパチリ!
2145.3m、登頂おめでとうございます💮
池塘でお食事中のカルガモ家族にも出会いました。
ラブリー!🥰
ヨガ山式▲山小屋ステイ
今日お世話になるのは、苗場山頂の山小屋です。
山小屋に多い2段ベッド式の客室です。
カーテンやパーテーションがあるので、女性でも過ごしやすいですね。
私たちのお部屋は2段目です。
窓からは湿原が見えます。
壁掛けの絵のようです✨
贅沢なお部屋✨
食堂はこんな感じ。
昨年までは座卓でしたが、テーブルと椅子が導入されていました。
晩ご飯は18時半、消灯は20時、たっぷり時間があります。
夕方まではしばし、休憩タイム。
コーヒーを飲んだり、お昼寝したり、思い思いに過ごします。
その後、外のデッキ、続いてお部屋と場所を移しながら、May先生とヨガ。
今日の登山で、いろんな身体のコリ、こわばりがはっきり表れます。
そんな疲れの原因を、ヨガでゆっくりほぐしていきます。
ヨガの話、山の話、普段の姿勢や生活習慣など、いろいろとお喋り。
じっくりお話しすることで、歩き方のクセが判明した方もいらっしゃいました。
スマホの電波が入らず、仕事や家事もしない。
歩いて、食べて、ヨガをして、シンプルに時間を過ごせる環境。
自分の身体といつも以上に、向き合える時間でした。
私(片野)は、膝と股関節が硬いのですが、改めて実感。
このポーズ、痛いです・・・顔が固まってます(笑)
お夕食の時間までには、お腹ペコペコになりました!
カレーもポテトサラダも、しみじみ美味しい~!
この日は曇空とガスで、夕陽は見えませんでした。
翌日の好天を祈りつつ、20時に就寝です。
朝陽を浴びて2日目スタート
朝。
夜空には星が!
素敵な写真はご参加の方からお借りしました。ありがとうございます✨
明るくなってくる中、小屋の方に教えて頂いた「朝焼けスポット」へ。
雲海の中から、朝日が昇ります・・・
少しガスがただよう湿原が、オレンジ色に染まります。
日帰りもできるコースですが、お泊りをおすすめする大きな理由。
それがこの朝の景色です。
山小屋も朝日をうけて、なんだか気持ちよさそう~
こちらの写真もご参加の方からお借りしました。ありがとうございます✨
朝食の時間まで、散策をしたり、朝ヨガをしたり。
お腹はペコペコです~
朝食はご飯にお味噌汁、タケノコ、お豆、レンコンなどのおかず。
ヘルシーですね~😋
小屋から外に出ると、青空が広がっていました!
雲の中を下山していきます。
帰りは同じコースを歩き、お昼頃には駐車場に到着しました。
初のお泊りヨガ山が、無事に終了しました。
ご参加のお二人、大変お疲れ様でした✨✨
1泊2日の行程にすることで、私たちが当初からヨガ山で「やりたい」と思っていたことが、たくさん実現できた2日間になりました。
小屋の方にも大変お世話になりました。感謝です🙏
今年のヨガ山はあと2回(早い!)、今から楽しみです😊
記:登山ガイド 片野